マリー・アントワネット(仏)/フェルセンの意味

今回は、マリー・アントワネットにとってのフェルセン(典)を見て行こうと思います。

マリーはオーストリア生まれ。
A蠍座太陽と金星のコンジャンクション、そこに獅子座海王星のスクエア。
コケティッシュで、それでいて儚げで、会った人を魅了する複合的な魅力の持ち主であることを示唆しています。

そんな彼女にとって、フェルセン伯爵はどのような存在だったのか。
マリーから見た、2人のシナストリーを見てみましょう。

マリーとフェルセンは2か月違いの同い年です。
太陽同士がセクスタイル、水星はスクエアですがエレメントがどちらも火であることから、言いたいことはちゃんと伝える気のおけない付き合いだったように感じられます。

最初の出会いは、1774年1月17日のヴェルサイユにおける夜会だと伝えられます。
当初は、顔見知り程度の、ごく浅い仲だったそうです。

マリーの、1対1の人間関係を司る7ハウスにある、傷を象徴するキロン。
そこに、トランジットの水星が乗っています。
水星は、同僚とか特別な感情を伴わない関係を意味するので、「最初から深い関係になったわけではない」という話と符号してます。
水星であることから、話が弾む相手、マリーの知的好奇心をくすぐる相手だったのかもしれません。

そんな2人の関係が親密になっていったのは、再会(1778年8月25日)した時でした。

トランジットの土星が、マリーの太陽と金星にコンジャンクション。
遊び好きな5ハウス金星に、責任の土星が重なり、一気に関係が重くなります。
とても素直な女性なのに、人を信じられない心の傷を押し広げる、トランジットの木星もトラインを形成していました。


ちなみに、マリーのこの年のソーラーリターンは、こちらです。

7ハウスにトランジットの火星が入ったばかりですね。
また、トランジットの金星が、ネイタルの木星に重なってもいます。
フェルセンは、フランスでは軍務に就いていましたから、火星を軍人の象徴と読み替えてみても面白いかもしれません。

そして時は流れ、マリーは処刑されます。
1793年10月16日午後0時15分のことです。

先日、ふと、死後もホロスコープは有効なのかなと思ったので、フェルセンが大衆によって撲殺された時のトランジットを重ねてみました。

マリーの太陽と金星に、トランジットの天王星がコンジャンクション。
そして、

マリーが処刑された時、フェルセンの金星にもまた、トランジットの天王星がコンジャンクションしていました。

何か特別な繋がりを感じずにはいられない配置の2人でした。

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